初めましてTOKYO GROOVE JYOSHIのプロデュースをしている金子です。
グル女のライブへ来場して頂いている方は、グル女のMCが言葉足らずの時にPの声として登場しているのでご存知かと思います。
まだサラリーマン現役ですが、この10月に卒業予定です。
私は音楽番組を制作したくてテレビ局に入社しましたが、残念なことに音楽番組を担当することはありませんでした。
ただ私の会社は自由な社風だったので製作に所属はしなかったものの、NYの子会社に出向した時に音楽ドキュメンタリ番組を数本製作することが出来ました。
代表作は「アカペラのある町」という番組で全編米国ロケの番組です。シリーズ二本を制作し二本目のレポーターは当時デビューしたてのCHARAにお願いしました。
先日CHARAが出演したアナザースカイという番組で彼女がこの番組のロケの思い出を語ってくれていました。彼女にとってはNYカルチャーの原点を知る良い機会だったのだと思います。
Bootsy Collinsと音楽遊びしたり、教会で本物のゴスペルに触れたり、吹雪のタイムズスクエアでパフォーマンスしたりと思い出深い時間だったのだと思います。
NYカルチャーこそがGroove の原点だと私は思います。NYは私にとってもあこがれの町。高校生のころ周りの友人たちはロックに目覚め、ディープパープル、レッドツェッペリンを好んで演奏してました。
私はなぜか生のJAZZにめざめ六本木ピットインや新宿タローに出入りしていました。ジョージ大塚にドラムを習ったのもこの頃です。
日野元彦、山口真文、峰厚介、杉本喜代志、コルゲンバンドなどまだフュージョンやクロスオーバーなんて呼び名がない頃にジャズミュージシャンやセッションミュージシャン達の生音に触れてました。
そこからコルトレーン、パーカー、マイルスを知ります。レコードはCISCOへ並行輸入盤をあさりに行く毎日。そんな生活の中でNY発信の音楽が私の中で大きくなって行きました。ハービーハンコック、スタンリータレンタイン、ロンカーター、ジャックディネット、フレディハバード、ブレッカーブラザース、スタンリークラーク、デビッドサンボーン、ジャコパストリアス、中村照夫、数えきれないほどのCOOLなアーティスと達、いつかはNYへ行きたいなと。
願いは叶うもので1986年社からNY転勤を命じられました。