EPアルバム TOKYO GROOVE はコロナの産物 ?!

2020年はグル女の正念場。

2月のニューヨーク武者修行ツアーはニューヨークのロックダウン直前に無事に行う事が出来、確かな手応えを感じ帰国。このツアーの成果を存分に国内外にアピールするはずだった。が、3月に入り世界中にコロナが蔓延しライブの予定は全て白紙に。

プロデューサーとしては大事なデビュー二年目を自粛で静かに過ごす訳にもいかず、予定を一年前倒しして、オリジナル曲によるアルバム制作というクリエイティブに時間を費やす事にした。あるきっかけから、曲は一から創るのでは無く、私の高校時代のバンドの曲をリメイクする事になった。

そこで40年前の過去音源を聴いてみると、グル女のコンセプトの原点は既に高校生時代に出来ていた事に気付く。周りの高校生が、ビートルズ、ストーンズ、ディープパープル、ツェッペリンなどのコピーバンドをやっている中、僕達が好きで、やりたかった音楽はソウルやジャズやラテンだった。このジャンルの音楽はロックやポップスの様に主役では無いけれど、僕らにとっては純粋にカッコ良い音楽だった。ただ、そのカッコ良い好きな楽曲をコピーするテクニックが無かった僕達は、好きな楽曲をモチーフにしたオリジナル曲を作ってライブで演奏していた。結果は他のバンドとジャンルの差別化をする事ができ、ませた高校生には新鮮なサウンドだったようで、ライブを重ねるごとに客が増え、教室の一室からスタートしたライブは大学時代には文化祭のメインステージのトリに選ばれるまでになった。我々のバンドサウンドを好きになってくれた先輩、同級生や後輩達がチラシを作って配布してくれたり、ポスターを貼ったり、フリーペーパーに投稿してくれたり、口コミしてくれたりと宣伝をしてくれた。今のSNSとある意味同じである。

今回のEPには10数曲ある高校時代のオリジナル楽曲からEP5曲中のうち4曲を選んだ。

(TOKYO GROOVE は芹田珠奈に作詞作曲を依頼したオリジナル新曲)

EPTOKYO GROOVE 」のレコーディングにはグル女のオリジナルメンバーと新メンバーが参加。アレンジを僕が信頼する若手アレンジャーの宮野弦士に依頼し、ゲストプレイヤーには大好きなサックスプレーヤーの今井晴萌を迎えた。

選んだ4曲を当時178歳の高校生が制作した時のバックボーンはこんな感じだったと思う。

HOT SUMMER

ドナサマーっぽい16ビート4つ打ちの夏イベント用の単純明快なDISCO曲を作ろう。この曲は当時ドーナツ盤(知ってますか⁉︎)のシングルレコードを自費出版した。

↓当時のシングルジャケット   右上写真 若かりし本人(ドラム担当)

My tears were lost on you

アース、ウインド&ファイヤーがチャカカーンをボーカリストに迎えて、歌った感じの曲を作ろう。

Samba de fantazma

デオダートやロニーリストンスミスがボサノバ曲を作ったらどんな曲になるだろう。シンセをフューチャーした曲を作ろう。

Funk No1

ファンクの定義はよく分からないけど、それっぽい単純明快な曲を作ろう。最初に演奏したファンクぽい曲だったので曲名もFunk No1に。

出来上がったEPアルバム

TOKYO GROOVE 」はおかげさまで好評です。特に海外の方々から嬉しいコメントを貰っています。

高校時代のバンドリーダーがリリースライブを終えたグル女にコメントをくれました。

「親愛なるTGJとそのサポートメンバーに当方の感謝と共にお伝えください。自分の曲をプロが演奏して聴衆の前で披露するという体験は当方にとって夢のようなことです。確かなテクニックと新しいセンスで、40年前の学生バンドの曲が新しい命を得て蘇る瞬間に立ち会えたことに感謝してます。」

まさしくこのアルバムはコロナから生まれた産物になりました。

グル女は今後もライブでは、今まで通り名曲カバーもやっていきますが、リスナーから次なるオリジナル楽曲の期待も大きいので新曲、リメイクを含めてクリエイティブを進めて行きます。

来年こそ、思う存分ライブがしたい!海外遠征も実現したい!

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生配信ライブにチャレンジ!

生配信ライブにチャレンジ!

ちょっとまじめなお話とお願いで恐縮です。

コロナウィルスの影響でマイナーから超メジャーアーティストまで音楽業界は大きな変革を迎えようとしています。

先日サザンオールスターズが大規模な配信ライブを行いました。40台のカメラ、400名のスタッフで制作されたそうで、最高峰のクゥォリティの配信ライブであり、採算的にも成功だった様です。日本が誇る最高のスタッフとメジャーアーティストがタッグを組めば、配信ライブのクゥォリティが上がり、日本が世界に先駆けて配信ライブに音楽業界、ライブ業界は急速にシフトして行くかも知れません。

コロナが終息するであろう2年後ぐらいには、配信ライブで得たテクノロジーやノウハウが加わり、より一層パワーアップしたリアルライブが復活すると思います。

その日がとても待ち遠しいです。

さて話は現実に。

マイナーミュージシャンが今までの様にストリートや小さなライブハウスから地道に繰り返しライブを行う事によりお客様を呼び込み徐々にお客様を増やしてメジャーを目指すという形態は無くなりそうです。

ライブの中心はハイブリッド(有料配信と有観客)になって行くことでしょう。

しかし視聴者に伝わる配信ライブを行う事は番組制作と同様に構成や映像、演出にこだわる必要が有り、それにはスタッフ、機材が必要ですので手間とお金がかかります。

メジャーアーティストであれば集客が見込めるため、費用をかけた配信ライブが可能です。しかし我々のようなマイナーアーティストが行うことはそれなりの覚悟が必要になります。ただライブを生業としたバンドであれば、生配信ライブにチャレンジして生配信ライブの実施ノウハウを得ていくしかないのも現実です。

そんなわけで私がプロデュースするTOKYO GROOVE JYOSHI も有料生配信ライブを行う事を決めました。

配信ライブによって遠方や海外の方々、都合でライブハウスにお越し頂けない方にも気軽にライブを楽しんで頂けるというメリットもあります。

今回のライブはグル女にとっても特別なライブです。

ベーシストの芹田珠奈がグル女を卒業、星野李奈がグル女デビューとなります。

有観客ライブと有料配信(YouTube)のハイブリッドで行います。

グル女初の生配信ライブへご参加頂き感想などを頂ければ大変ありがたいです。

TOKYO GROOVE JYOSHI presents hybrid gig in gigabar Tokyo 「From Juna to Rina」

インターネット生配信(有料)

2020年7月19日(Sun)18時より

配信予定(約1時間)

¥1,000(税込 )

オンラインチケットはこちらから申し込みが出来ます。

https://peatix.com/event/1550423/view

リアルタイムでご覧になれない場合は7月27日まで24時間いつでもアーカイブ配信でご覧になれます。

よろしくお願いします。

TOKYO GROOVE JYOSHI

プロデューサー 金子公一

↓7/1な配信したライブ映像(収録配信)です。今回の生配信もこんな雰囲気で行う予定です。

https://youtu.be/vuRmmBuC2w8

 

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グル女もリモートやってみた!

グル女もリモートやってみた!

新型コロナウイルスにより音楽業界もテレビ業界も今はリモートが主流です。

そこでグル女も他力をお借りしてリモートコンテンツに参加させて頂きました。

音楽仲間サボテンブラザースのSTAY HOME to win COVID-19キャンペーンへの

参加です。

各メンバーがそれぞれの自宅でコーラスパートを録音し、ジュナがミックス、その音源を元にサボテンさんが音源編集、アニメ制作を行って下さいました。

メンバーにもサボテンさんにも一度も会わずに制作しました。

https://www.youtube.com/watch?v=o_0fRsChLYY

一般的なリモートコンテンツは構成、映像や音声のクオリティは落ちると思います。

しかし、リモートから参加している状況を流した方が強いメッセージが伝えられるという側面もあり、これまでのエンタテインメントの常識を変えるきっかけになるかもしれません。
素人からメジャーの方まで多くの方が制作したリモートコンテンツが溢れる中で感心したコンテンツが有ります。
両方のコンテンツの共通点は、しっかりとメッセ―ジが込められており、制作にあたっての下準備、構成、編集などの惜しみない手間がかかっている事です。制作者、出演者のプロとしてのプライドを感じます。
テレビ番組と短編映画です。

A-Studio+

■放送時間:2020年5月8日(金)  23時00分~23時30分

【MC】笑福亭鶴瓶 藤ヶ谷太輔【ゲスト】 MISIA

■番組内容

笑福亭鶴瓶と藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)のダブルMCがゲストの素顔に迫るトーク・バラエティー!!2人はそれぞれ独自の切り口やテーマをもとにゲストの親友など関係者を自ら極秘取材!視点と感性が異なる2つの方向からのアプローチでゲストをさまざまな角度から徹底調査!知られざるエピソードや他所ではみられないゲストたちのありのままの素顔を引き出します!今週も2人がリモートで登場!!新撮トークをお届けします!今週は日本にとどまらず世界を舞台に活躍するアジアを代表する歌手MISIAが自宅からリモートで緊急出演!子どもたちへの教育支援をはじめ積極的な社会貢献活動に尽力する彼女が今回の苦難に直面したこの世界を元気にしたいとSPライブを披露してくれることに!鶴瓶&藤ヶ谷はMISIAをゲストに迎えるにあたってもちろん極秘取材を敢行!ラジオの共演者や公私にわたり親交があるという人物たちをテレビ電話で直撃しました!取材とトークでせまるMISIAの素顔とは…!?そして海外にいるミュージシャンやたくさんの方々がコーラスで参加された感動のリモートライブは必見です…MISIAから皆さんへのメッセージを受け取ってください!!(参照:Yahoo!TV)

以下のリンクは番組最後のMV部分のみになります。番組前半のトークが有ってこそのリモートライブでした。

https://www.youtube.com/watch?v=VpkmJGdBxHo

そして「カメラを止めるな」キャスト・スタッフが一度も会わずに”完全リモート”で制作された短編映画「カメラを止めるな!リモート大作戦!」です。

映画にも関心しましたが、この短編も制作魂が感じられ、老若男女に受け入れられる内容に成っています。

https://www.youtube.com/watch?v=HTk2wqBxVfY

追伸
あなたにスマイルプロジェクトは友人のKIYOこと天道清貴の楽曲でもあり嬉しいです。

 

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金子P的名盤、名演奏

金子P的名盤、名演奏

Stay Home状況の中、
部屋の模様替えをしたり、断捨離をしている方も多いのでは。
ご多分に漏れず私もレコードとCDの整理を始めてしまいました。
久々に手に取ったレコードやCDの音源を聴き、当時の事を思い出したりしています。
セレクトする曲は音楽を貪欲に聴いていた思春期真っ只中の時、70年代の音源が多くなります。
僕の音楽遍歴は変わっています。
小学生でイージーリスニング(洋画が好きだった影響で映画音楽から音楽への興味が始まりました。)
中学生になって、ジャズ(スタンダード→ビッグバンド→ビバップ)からジャズロック→クロスオーバー→R&Bという遍歴を辿ります。
その中から金子P的名盤、名演奏をご紹介します。

その一)
先ずは先日残念ながら逝かれてしまった我が師匠、ドラマージョージ大塚の演奏です。
リリースしたのは日本人ミュージシャンの良い演奏を良い音で私達に提供してくれたスリーブラインドマイスというジャズレーベルでした。
このトリオの演奏を聴いて、カッコ良い!ドラムが歌ってる!と感じ、
ジョージ大塚にドラムを習うきっかけになった演奏です。

「YOU ARE MY SUNSHINE / ユー・アー・マイ・サンシャイン」
ジョージ大塚(ds), 市川秀男(p), 宮本直介(b)
1974/10/30録音
45年前、私が15歳の時だ😊
https://youtu.be/KnUEPv5OAgI

その二)
次に紹介するのは
私が最も尊敬するプロデューサーのクリードテイラーのレーベルCTI
(テイラーのコンセプトはジャズの大衆化であり、題材としてクラシック曲や、同時代のソウル・ミュージックも積極的に採り入れジャズにアレンジした。
その成果としてCTIはクロスオーバー(フュージョンの前身)のブームに先鞭をつけた。)の所属アーティスト、
Airto Moreira, Bill Evans (3), Billy Cobham, Bob James, Esther
Phillips, Eumir Deodato, Freddie Hubbard, George Benson, Grover
Washington, Jr., Hank Crawford, Hubert Laws, Jack DeJohnette, Jeff
“Tain” Watts, Joe Farrell, Johnny Hammond, Mark Egan, Milt Jackson,
Randy Brecker, Ron Carter, Russell Malone, Stanley Turrentine, Todd
Bashoreが一同に会した1977年ハリウッドでのライブ録音盤。
ドラムブレイクで始まるMarvin Gayeのメドレーカバー「Inner City Blues/What’s Going
On」の11:23-16:37のサックスソロは
何度聴いても涙が出ます。
ジャズプレイヤー達のインプロビゼーションにおける懐の広さに感動ししました。

「CTI ALL-Stars-CTI Summer Jazz At The Hollywood Bowl」
https://youtu.be/GTXUmEYmxvQ

その三)
あれは80年代の後半のLA。
老舗ライブハウス、ベイクドポテトへ彼の演奏を聴きに。
早めに到着、ローディーがアンプなどを運び混みます。
そして間もなく演奏がスタート。
なんと、さっきのローディーはフィルアップチャーチ本人でした!
客席にはジョージベンソンが居るではないですか!
という思い出が有ります。
フィルのギタープレーはお洒落ですが、そんな奢ったところが無い、
優しく素敵なギタリストでした。

バッキングメンバーのセンスも光ります。
R&B~ソウル~ジャズ~ロックetc古くからシーンを横断する活躍を見せていた通好みギタリスト、フィル・アップチャーチがT.K.傘下レーベルMarlinに残した隠れ名盤(1978年作)ブラザース・ジョンソンのヴァージョンで有名なシャギー・オーティスの”Strawberry
Letter 23″、デニース・ウィリアムスの”Free”など人気曲の好カヴァーを収録したオリジナル・アナログ盤A面(ジョン・トロペイ・プロデュース)、そしてメロウなオリジナル曲で占められたB面(ジョージ・ベンソン・プロデュース)というコントラストも見事なファンに人気の高い作品。


「Phil Upchurch」フィルアップチャーチの真髄

Lead Guitar-Phil Upchurch
Rhythm Guitar-John Tropea
Bass-Will Lee
Keyboards-Richard Tee, Leon Pendarvis
Drums-Steve Gadd
Percussion-Jimmy Maelen

https://music.apple.com/jp/album/phil-upchurch-remaster/1451582411

その四)
1960年代後半から世界を股に駆けて活躍したギタリスト。
先日(2020年4月13日)移住先のエストニアのタリンにて死去。 享年73歳。
1973年のNY移住直後からギル・エヴァンス・オーケストラをはじめとしてエルヴィン・ジョーンズ、チコ・ハミルトン、シダー・ウォルドロン、ジョアン・ブラッキーンのグループに参加。米国RCA
Recordsから76年にリリースされた『JUICE』
米国メジャー・レーベルと契約した初めての日本人ジャズ・ミュージシャン。

日本人離れした黒いジャズ・ファンク〜フュージョン作品で、極太のドラムブレイクから始まる、Headhunters諸作を思わすジャズ・ファンク/フュージョン「Raisins」、これまた渋いジャズ・ファンク〜ブギーな「East
Side Boogie」、Kool G.RapやDiamond Dネタのドープブレイクから始まる「Bamboo Child」等を収録!

「Ryo Kawasaki/Juice(1976)」
https://youtu.be/kVYgvrvL4k8

その五)
Tower of Powerの影に隠れてしまう存在ですが、ブラスロックの原点火付け役のこのバンドを忘れてはなりません。
このバンドが無ければ、シカゴもチェイスもTOPもEarth W&Fも生まれなかったでしょう。
個人的にはジャズドラマーとしても活動していたボビー・コロンビーのドラミングは素晴らしいと思います。今から50年前のアナログ録音なのに音質が良い事にもビックリです。
名曲「スピニング・ホイール」が有名ですが「ユーヴ・メイド・ミー・ソー・ヴェリー・ハッピー」が私のお気に入り曲です。
かっこよく、色っぽいバンドだと思います。

ブラッド・スウェット&ティアーズ(BS&T)のセカンド・アルバム。
1968年リリース作品。全米1位を記録。
グラミー賞の最優秀アルバムなど3部門を受賞。

「BLOOD,SWEAT AND TEARS」
https://music.apple.com/jp/album/blood-sweat-tears-expanded-edition/257560169

今回はここまで、また機会をみつけてご紹介します。

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MV花粉症に何を思う?!

誰がコロナウィルスが全世界で蔓延する事を予想したでしょうか?

その中心がニューヨークなんて。

まるでパニック映画の世界、悪夢です。ニューヨーク在住の私の知り合いのミュージシャンも亡くなりました。

こんな身近な所まで迫って来た全世界的コロナウィルス感染。はっきりいってこの先の世界がどうなってしまうのか先が見えない状況です。

この状況において日本では、超メジャー以外のライブエンタテイメントは不要不急のものとレッテルを貼られてしまいました。そこに働く者(ミュージシャン)も不要不急の存在ということですね。

それを認めているミュージシャンも沢山います。反発するミュージシャンも居ます。

過去にもエンタテイメントが不要不急とされた時(世界大戦など)がありましたが、必ずエンタテイメントは復活して来ました。矛盾していますが人間にはエンタテイメントは必要なのです。

過去の歴史と違う事、それはその時代にはSNSが無かったこと。配信など出来なかったしクラウドファンディングも出来なかった。

見返りを求めないパトロンがアーティストを支え、世の中からエンタテイメントが消えてしまい耐えられなくなった市民からの要求で自然発生的にエンタテイメントが復活したのだと思います。

時代は変わったと言え

配信などでライブを配信するべきなのか?

単純な無観客ライブ配信はライブの価値を低くして将来的にはミュージシャンの首を自ら締めてしまう事になるのではないかと悩みます。

CDが売れなくなり、ライブの価値観を上げる事で成長しつつあった音楽業界。

僕はライブの良さを伝えたくて、

グル女をプロデュースしました。

お客様の前でやるライブは

演者とお客様のコラボレーション。

お互いが刺激し合い、その時限りの時間を創る。二度とない貴重な時間です。

お客様と共有する時間の価値は演者のライブに対する気持ち、パフォーマンスで決まります。

だから僕はお客様の前のライブにこだわりたい。

I produced TOKYO GROOVE JYOSHI for showing how great live performances are. It is a collaboration with performers and audience.
We can inspire each other and create one and only time. I believe that time of worth can be created by motivated and great performers.
This is why I want to be particular about live performance.

ライブエンタテイメントが無い飢餓感を世の中に感じてもらい、求められる中で復活した方が我々が不要不急の存在では無いことを示せるのではないでしょうか。

そんなことに僕が悩んでいる間にベースの珠奈が不眠不休の3日間で制作した、作詞作曲、演奏、企画、制作、配信全て自分のMV花粉症がリリースされました。切羽詰まったアーティストの作品はメッセージ性も有り見応えがありました。こういうコンテンツを配信する事、これこそ今の時代に必要なアーティストパワーである事を教えられました。

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ニューヨーク武者修行

TOKYO GROOVE JYOSHI はニューヨーク武者修行(Feb20Feb28.2020)を終え無事帰国しました。

思えばグル女プロデュース2カ年計画を机上の案として立案したのが2年前。20189月にグル女を結成。達成率3割でも良いかなとスタートしたグル女2カ年計画は1年目で年間30本近いワンマンライブを実施、ミュージックビデオ2作品を製作、CDアルバムもリリースしました。私の予想を超えたスピードでグル女は机上の案を達成してきました。

そしてミュージックビデオ第二弾What Is Hip?の海外でのブレイクにより二カ年計画の最終目標であったニューヨークライブを半年前倒しで実施しました。

プロデューサー もメンバーもニューヨークでのライブが甘いものでは無い事は覚悟していました。成功しても、失敗しても、好評でも、不評でも、この経験は何者にも代え難い経験となる事は間違い有りません。そこで武者修行という事でチャレンジする事を決めました。

渡米前には、THE BITTER ENDShrine の二ヶ所のライブハウスの出演のみしか決まっていなかった今回のツアー。

結果、その内容は充実したものとなりました。THE BITTER ENDShrine Suger BarGrooveTHE CAFE WHA?などのライブハウスへの出演、音楽プロデューサーRay Angryのイベント「Producer Monday」へ招聘されてのライブと演奏はほぼ毎日行いました。どこの会場でも暖かく迎えられ、その反応は想像を超えた盛り上がりとなりました。演奏後はいつもグル女はファンに囲まれていました。特に印象に残ったのがハーレムのライブハウス「シュライン」出演です。私達の演奏するソウルミュージックがハーレムのブラックコミュニティに受け入れて貰えるのか?お客様の入りも心配でしたが、開演前には満席に。そして演奏を最高に楽しんで頂けた様です。初めての海外ツアー、それもハーレムで受け入れられた事は夢の様でした。

このツアーで地元のミュージシャンや音楽関係者にも多くの友人が出来ました。メジャーなライブハウスからの出演依頼やレコーディングのお誘いも頂きました。ライブ以外にも新しい衣装によるアー写の撮影や若手凄腕ミュージシャンを達のジャズも堪能しました。

これらのニューヨーク体験から得るものは多く、日本だけでは1年はかかる体験を一週間で体得したのではないでしょうか。メンバー各々の課題も見つけたようです。

僕自身も多くのことを得ました。今のニューヨーク音楽シーンには6070年代の音楽シーンへのリスペクトが有り80年代のニューヨークカルチャーの要素が含まれている事を強く感じました。

そして自分自身がこよなく音楽とニューヨークを愛している事を再認識しました。

これからのグル女が楽しみです。

最後になりますが、ニューヨーク武者修行を行えたのはいつもグル女を応援して頂いているお客様、サポートしてくれているミュージシャン、関係者の皆様のおかげ様です。ありがとうございます。

I Love NewYork&NY Groove !

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2020年に!

2020年に!

いよいよオリンピック、パラリンピックの年を迎える。
折からのインバウンド客の増加は
昨年のワールドカップラグビーで拍車がかかり
今年のオリンピック、パラエリンピックイヤーをきっかけにピークを
迎えるのではないだろうか。
私の周辺にも日本が大好きな20代から30代の多国籍の仲間達が居る。
何度も来日している日本ファンの彼らは
昭和が残っている日本の風景、人情、食物が大好きだ。
若い彼らが日本を好きになったきっかけはアニメ、ゲーム、アイドルだったようだが何度も来日している彼らは徐々に昭和のカルチャーを好きになっていく。
グル女のレパートリーは70年代、80年代の曲が多い。この時代は日本の音楽も世界の音楽も色々な
ジャンルが融合して名曲が生まれた音楽の輝いた時代。
そしてグル女はその名曲をライブで表現するバンドを目指している。
その時代の楽曲をリアルタイムで知らないグル女のメンバーが演奏することに若干の不安は有った
のだけれど、昨年リリースしたMV第二弾「What is hip!」は嬉しい事に海外でとても高い評価を得た。
リハや本番を重ねて行くことで良いグルーヴを表現出来るようになって来た結果だと思う。
演ずる彼らも昭和の音楽をより好きになっているようだ。
結成二年目の今年はインバウンド客へのプロモーションやライブも積極的に行いたい。
そのためにグル女米国武者修行を計画している。
海外の音楽シーンから受ける刺激はとても大きい。
グル女メンバー個人のスキルアップはもちろんの事、
本物の音楽環境を体験する事で更なるグル女の進化に期待している。
そして機会があればオリジナル曲の制作にもチャレンジ出来ればと思っている。
※同期の向坂アナと(2019年10月20日、還暦ライブより)
個人的には昨年還暦を迎え、新たな生活がスタートした。グル女のプロデュースがメインにはなるが、
ジャズ寄りのリハーサルバンドのプロデュース、海外のミュージシャンの招聘、
音楽に限らずアートやパフォーマンス、食などのカルチャーイベントの企画を行って行きたいと
考えている。
どうぞ2020年もよろしくお願い致します。
※還暦ライブより
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いよいよ周年ライブ

いよいよ周年ライブ

早いものでグル女を立ち上げてから1年が経過した。70年代、80年代の曲を中心に女性セッションミュージシャンに演奏をさせるというコンセプトは必ず理解を得られると信じてスタートしたが、当初は演ずるメンバーも知らない曲を演奏する事には戸惑ったようだ。特にドラムの関は、この手の音楽ジャンルの経験がなく苦労したようだ。(今もしてるかなw)

Groove Musicの定義は知らないが、僕がかっこ良くて、気持ちよくて、ずっと聴いていたいと感じる曲を選曲している。おかげさまでライブでは無視されることも、批判される事も無くお客様に受け入れて頂き、たまにかっこ良い、もっと聴きたいという声も聞こえ、嬉し涙をこらえる場面もあるw。徐々にお客様の数も増えている。

メンバーからの希望も有りCDを制作したが、このレコーディングでバンドとしてのまとまりが一気に上がったと感じている。作品をみんなで作り上げる重要性を再認識した。レコーディングするならついでにと調子に乗ってMVの第二弾を制作した。どうせならグル女が海外に受けるか試してみようという事で三味線の川嶋志乃舞ちゃんに参加してもらい、衣装やメイクも海外仕様で制作した。こちらの方は期待以上の反応で海外からの問い合わせも劇的に増えている。東京のアイコンになれれば!もグル女のコンセプトなのでインバウンドの旅行者へ更にアピールしたいものだ。

さて11月16日にデビュー1周年CDリリース記念のライブを開催します。すばらしいゲストに参加して頂きグル女1年間の成長の集大成をご覧頂こうと思っています。いま構成を練っていますが、やりたい事がいっぱいで整理するのが大変です。

グル女はライブです!初めての方も、たまにくる方も、ミュージシャン仲間の方も是非ご来場ください。会場もゆったりとくつろぎながらライブを楽しむ事が出来る渋谷のリビングルームカフェ&ダイニングです。秋の夜を素敵なGroove
Musicをグル女とともに。

待ってます。

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TOKYO GROOVE JYOSH Creative week

TOKYO GROOVE JYOSH Creative week

の本編収録は無事に終了した。これからMVの編集作業、

サックス、ボーカル録り、微調整、ミックス、マスタリング、

CDジャケットデザイン制作などなど作業はてんこ盛りである。

今回のレコーディングでは決められた予算から逆算しての、収録時間やミュージシャンの

起用、打ち込みの多用などはやりたくないと心に決めて臨んだ。

バンドの同時録音、そして70年代を感じさせる音質にこだわった。

12分を優に超える曲をバンド同時録音、一発録りの手法でレコーディングした。

ミュージシャン、レコーディングスタッフが20代から還暦目前までの世代を超えた創作活動はとても楽しいものだった。ベテランの経験と若手の感性がうまくコラボレーション出来たのでは。

僕が知っている昭和のレコーディング風景が現場にはあった。

今回は僕と共通言語を持っている若きミュージックデレクター宮野弦士氏が

参加してくれたことでバンドサウンドもとてもグルービーに仕上がった。

TOKYO GROOVE JYOSHIはライブバンド、ライブで演奏しお客様に楽しんで

頂けることが一番のテーマである。

グル女のライブを聴いて頂き、気に入って頂けたらその思い出を持ち帰って頂きたいと思い今回のアルバムは制作した。

リリースは10月後半を、そしてリリースライブは1116日!

是非ライブ会場へお越しください。

 

 

Autumn in Shibuya TOKYO GROOVE NIGHT With TOKYO GROOVE JYOSHI feat 木下航志

https://livingroomcafe.jp/event/autumn-in-shibuya-%e3%80%8ctokyo-groove-night%e3%80%8d-with-tokyo-groove-jyoshi-feat-%e6%9c%a8%e4%b8%8b%e8%88%aa%e5%bf%97

 

 

 

 

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芹田珠奈

芹田珠奈

グル女のベーシスト芹田珠奈。

グル女のGrooveの要である。

YouTube て発見しライブに出向きメンバー加入をオファーした。

後から知るのだがキーボードのえみと共通のライブバーで働いていた事があり、私もその時に名刺交換をしていた。

ただ顔にもベースプレイにも全く記憶がない。きっとメイクやベースプレイが今とは違っていたのだろう。

ちなみに初リハの時もノーメイクの珠奈に私は気付かず珠奈を探してしまったw

そんな彼女は胸とお尻が大好きだ!先日大阪で撮られた写真を見た私の知り合いから、

「おたくのベーシストの管理をちゃんとして!」と言われてしまったw

でも彼女の音楽、演奏に対する真摯な姿勢とのギャップが彼女の魅力でもある。是非ヒップ&バスト活動は継続して欲しい。

さて、彼女のソロアルバムがまもなくリリースされる。

全曲彼女の作詞作曲のオリジナル。わかりやすいメロディとリズム、私的要素の歌詞と独創性と大衆性のバランスが取れた、とても楽しいアルバムである。

 

今はカバー中心のグル女であるが

目指すところはまさに独創性と大衆性のバランスのある楽曲とGroove、共通点も多い。

Pとしては、メンバーそれぞれのソロ活動もサポートしたいと考えている。

その上でライブバンドとしての

グル女が人気を得て活躍出来たら本望だ。

珠奈のアルバム、リリースライブの情報は珠奈SNSで!

http://junaserita.com/blog.jp/

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