誰がコロナウィルスが全世界で蔓延する事を予想したでしょうか?
その中心がニューヨークなんて。
まるでパニック映画の世界、悪夢です。ニューヨーク在住の私の知り合いのミュージシャンも亡くなりました。
こんな身近な所まで迫って来た全世界的コロナウィルス感染。はっきりいってこの先の世界がどうなってしまうのか先が見えない状況です。
この状況において日本では、超メジャー以外のライブエンタテイメントは不要不急のものとレッテルを貼られてしまいました。そこに働く者(ミュージシャン)も不要不急の存在ということですね。
それを認めているミュージシャンも沢山います。反発するミュージシャンも居ます。
過去にもエンタテイメントが不要不急とされた時(世界大戦など)がありましたが、必ずエンタテイメントは復活して来ました。矛盾していますが人間にはエンタテイメントは必要なのです。
過去の歴史と違う事、それはその時代にはSNSが無かったこと。配信など出来なかったしクラウドファンディングも出来なかった。
見返りを求めないパトロンがアーティストを支え、世の中からエンタテイメントが消えてしまい耐えられなくなった市民からの要求で自然発生的にエンタテイメントが復活したのだと思います。
時代は変わったと言え
配信などでライブを配信するべきなのか?
単純な無観客ライブ配信はライブの価値を低くして将来的にはミュージシャンの首を自ら締めてしまう事になるのではないかと悩みます。
CDが売れなくなり、ライブの価値観を上げる事で成長しつつあった音楽業界。
僕はライブの良さを伝えたくて、
グル女をプロデュースしました。
お客様の前でやるライブは
演者とお客様のコラボレーション。
お互いが刺激し合い、その時限りの時間を創る。二度とない貴重な時間です。
お客様と共有する時間の価値は演者のライブに対する気持ち、パフォーマンスで決まります。
だから僕はお客様の前のライブにこだわりたい。
I produced TOKYO GROOVE JYOSHI for showing how great live performances are. It is a collaboration with performers and audience.
We can inspire each other and create one and only time. I believe that time of worth can be created by motivated and great performers.
This is why I want to be particular about live performance.
ライブエンタテイメントが無い飢餓感を世の中に感じてもらい、求められる中で復活した方が我々が不要不急の存在では無いことを示せるのではないでしょうか。
そんなことに僕が悩んでいる間にベースの珠奈が不眠不休の3日間で制作した、作詞作曲、演奏、企画、制作、配信全て自分のMV花粉症がリリースされました。切羽詰まったアーティストの作品はメッセージ性も有り見応えがありました。こういうコンテンツを配信する事、これこそ今の時代に必要なアーティストパワーである事を教えられました。